彼に恋い焦がれてた、あの日々に。 彼もあたしに恋い焦がれてた偶然。 あたしにとって、初めての一目でコイコガレた日々。 「とりあえず、名前教えて下さい。」 「清水 未稚夜[シミズミチヤ]」 そして今、あたしは願う。 「そんなんよりちゅうしたい。」 「馬鹿っ!」 キミがあたしにとって最後の、コイコガレた人になってほしいと。 (意外と馬鹿な人だったけど、好きは止まらないものなのね) 完