ケイは
薬で快楽を求めていた



「お前とじゃなきゃ
意味ない」



だから、あたし
涙をこらえて
何度もケイに抱かれた


俗にゆう
キメセクってやつ



何時間も

何時間も




いつか
あたしの想いが
あなたに届くことを願って


あたしは
機械のように
あなたをくわえ続けた




あたしを撫でるケイの手に
今までの
温かさはなかった




冷たい
冷たい


あなたの手