危険な保健室

藍「上着、ありがとっ…」



 「いーよ、早く行きなっ。親心配してるって…」



藍「……あのっ、名前は…?」



 「東中2年、大原和哉。お前は?」



藍「桜ヶ丘女子2年、深海藍」



 「タメだね」



藍「うんっ」



 「じゃーなっ」








藍「またっ…、また、会ってくれますか?」



 「いーよ。あと、敬語じゃなくていいから。タメなんだし」



藍「うんっ」



 「じゃ、またなっ」



藍「ばいばいっ」










それから、その公園で頻繁に会うようになったんだよね