安心してまたしばらく眠っていたみたいだった







藍「んっ…」









目を覚ますと、ベッドの横であたしの手を握りしめたまま眠っている保健医の姿があった







そっと起きたつもりだったのが、やっぱり起こしてしまったみたいだった









迅「やべっ、俺まで寝てた!うわ、もう明るいじゃん!」





藍「…が、学校っ!!」





迅「…、まーいっか。今日有給使って休も。お前も休め、なっ?」





藍「…、先生やっぱり向いてないんじゃないですか、教師」





迅「あのな、俺はお前の体心配してんの。ちょっとは自分の体気にしろ」





藍「……じゃあ、先生は学校行って下さい」





迅「お前1人で置いてくの不安だし。つーか、お前は気にすんな。大丈夫だから」





藍「………」