『令背が高い事を何も恥じる事はないよ。



父さんもこの身長を生かしてずっとバレーをやって来た。



おまえも大学に行ってもバスケを続ければいいさ。



父さんはおまえの必死な姿カッコいいと思う。



自分が男みたいって言うが俺からみたら、



令はいい女だよ。



令髪を伸ばしてお化粧してごらん。



世の中の男がほっておかないから。』



父さんがあまりにも誉めるから、



私吹き出しちゃった。



父さんありがとうね。



『じゃ今日早速美容院へいきましょうか?』



そして私の美容院行きが決定。


癖毛を矯正してもらいストレートにして、



少し明るめの色にして貰った。



次の日登校したらみんな驚いていたけど、



下駄箱で会った圭都は私を見ても何も言わず、



下駄箱の中のチョコレートの話しをしただけ。



クラスのみんなからは、令が女に見えると騒がれた。


夕はそんな私を見て、『令どうしたの?令らしくないね。



女に目覚めた(笑)。』



私元々女だから。