幸せで涙が溢れた。



圭都に腕枕をされ、私は圭都の胸に顔を埋めた。



『ごめんな令俺余裕なくて、焦り過ぎた。



大丈夫だった?』



痛かったよ。想像以上に、でも幸せの痛みだから。



「圭都大丈夫、私圭都の彼女だよね?」



いきなり頭を小突かれた。


『バカ令当たり前だろ。令は俺の彼女。



漸くこの手に入れた大切な彼女だよ。』



私を抱き締める圭都。



私が顔を上げると、圭都がキスをする。



『ヤバい又したくなった。』



え、無理だよぉ(泣)。



『なんて顔をしてんの。今日これで我慢しとくよ。』


又キスをする圭都。



好きな人に初めて上げたチョコレート。



私の思いが漸く圭都に届いた。



かなり遠回りしたけど凄く幸せ。



バレンタインデーはチョコレートを上げないと、



何も始まらないのかな?






私に彼氏が出来ない理由!?








終。