私からチョコレートと貰いたくて、



こんな事したの?



あり得ないでしょ!



「だったら、チョコレートほしいって言えばいいじゃない。」



『そんな事言えない。普通好きな相手に女が上げるんじゃないのかよ。』



そりゃそうたけど、私バレンタインデーにはチョコレートと貰う側だったし、



圭都が私のチョコレートが欲しかったなんて、分からなかった。



『俺令にチョコレートほしいって、何回もアピールしたつもりだけど。』



え、いつ?



あ、そう言えば、私が下駄箱からいつもチョコレート出すのを見て、



『令はチョコレート誰にもあげないのか?』



聞かれてましたね。



でも分かりづらい。



『おまえら見てるとイライラするよ。



俺早く立花に告って付き合って置くんだったな。



まぁ、この後二人でよろしくやってな。』



木村が帰って行った。



圭都も何か頼む。



圭都は飲み物だけを頼んだ。



『令俺早く帰りたい。さっきの話しの続き俺の部屋でしよう。



今日は誰もいないから。』