『あの時に言ったことは嘘だったの?軽い人ね!』

と、彼女が怒っている。口もきいてくれない!

なんのこっちゃ?

もしかして・・男はハッとした、トイレの中で。

そして流しもせずにトイレを飛び出し、ズボンを上げてなかったために転んだ。

「あいたた・・」

痛いのを我慢しながら彼女に電話をかけた

「トュルルルルー」

「ガチャ」

「・・・」
「おう、俺!」

「・・・おう、あたし」

「俺、俺、痛くて・・」

「はあ?あたしだって胸が痛いわよ」

「いや、そうじゃなくて・・」

「なによ!」

「・・あ痛くて」

俺は彼女に大切なことを伝えるために吠えた

「てめーに 今すぐあいてーんだよ!文句あっか!」

「・・ばか」

それから、彼女は深いため息をついた。

「あなたとは・・もう会わない。私は最初に言ったわ・・。もし、私のどこかに不信感をもっても、追及しないでと」

「ん?」

「あなたは・・私の秘密を知ってる。しかも私に確認しないで、他の人に確認したでしょう」

「え?何のこと?」

「バラしたでしょ!」

「なんのこと??言ってみろ、何のことだよ」

「アナタが知ってるコト!私の秘密ッ!」