「うん」 笑顔が戻る。 自分、単純。 「ねぇ歩夢…」 「何?」 「人の話聞く気ある?」 呑気におにぎりをむしゃむしゃ食べている。 彼氏なんかに見せられないよ…。 「あるある。で何かね?我にいうてみ!」 「三堂くんってさ…モテるよね…」 「んーそこそこじゃない?成績優秀、スポーツ万能それとあのルックス。 女子がほっとくわけないしね!」