…。



……。



…………。



まさかの…シカト?



1分経過してても、



2分経過しても、



ドアが開く気配はなく…



ピンポーン…



俺はもう一度、インターフォンを押した。



がっ、



……。



相変わらず応答はなく、



「いねぇ…のか?」



俺は小さく呟くとキーケースから菜々美の部屋の鍵を取り出した。



そして、



「菜々美サン。勝手に…お邪魔します。」



ガチャ…



俺は勝手に鍵を開けるとゆっくりとドアを開いた。