そして
明日がバレンタイン
私はお花を手に
猫ちゃんのお参りに来ていた
「藤森・・・やっぱりいた」
「・・・相馬君・・・部活は?」
「サボっちゃった」
悪戯を見つけられた子供みたいに舌をだす
ドキンッ
ときめいても・・・
相馬君は好きな人がいるんだから・・・
「藤森は誰かにあげるの?」
あげる?
何を?
「えっ?」
相馬君は赤い顔になって口ごもる
「なにを?あげるの?だれかって?だれ?」
相馬君は無言のまま手に持っていたお花をお墓に供えた
「明日・・・バレンタイン」
!?
「バレンタイン・・・相馬君が義理チョコもらってくれないんだったら、あげる人なんかいないよ」
ドキドキしながら
冗談っぽく聞こえたよね
「藤森からなら義理じゃなくて欲しい」
「えっ?」
「いや・・・部活行かなきゃ!また明日」
相馬君は走って居なくなった
明日がバレンタイン
私はお花を手に
猫ちゃんのお参りに来ていた
「藤森・・・やっぱりいた」
「・・・相馬君・・・部活は?」
「サボっちゃった」
悪戯を見つけられた子供みたいに舌をだす
ドキンッ
ときめいても・・・
相馬君は好きな人がいるんだから・・・
「藤森は誰かにあげるの?」
あげる?
何を?
「えっ?」
相馬君は赤い顔になって口ごもる
「なにを?あげるの?だれかって?だれ?」
相馬君は無言のまま手に持っていたお花をお墓に供えた
「明日・・・バレンタイン」
!?
「バレンタイン・・・相馬君が義理チョコもらってくれないんだったら、あげる人なんかいないよ」
ドキドキしながら
冗談っぽく聞こえたよね
「藤森からなら義理じゃなくて欲しい」
「えっ?」
「いや・・・部活行かなきゃ!また明日」
相馬君は走って居なくなった



