「大丈夫、麻莉乃?
心臓痛くない?・・・平気?」

過保護すぎる私の母親はベットに
横たわる私を見て不安な顔をする。

(SEXしてただけ・・・)
『大丈夫だよっ。
 ちょっと横になってただけ。』





私の心臓は壊れていた。


私は子供の頃に20歳まで
生きられないと言われたらしい。



私の寿命は

後3年。




3年でいったい
何ができるのだろう・・・?


興奮すると止まりかかる
このオンボロな心臓。



好きなことなんて

何もできない・・・。