運命の片割れ(仮)

わざと横を通ると



『あのぉ…』



「はい?」



何を言われるかわかってるから口もとが緩みそうになる



『いきなりだけど、アドと番号教えて?』



感情なんてない冷たい言い方………



罰ゲームだもんなぁ…俺は彼女を睨むように見ていた。作り笑いできない 俺は数時間の間に彼女の1番になりたいと思ってしまった。



名前も知らない、歳も性格も何も知らない彼女を




彼女に番号を教えなかった…焦って弁解している声すら聞いていたかった



彼女たちは店を出た


もう会うこともないと思った