ガチャってドアを開けると 「ぅわっ!」 大樹が立っていた。 てか… な、泣いてる!? 大樹もしかしてもなく、あたしと真夏の会話聞いてたんだ。 「大樹…どーしたの?」 でもあたしは普通のふりして一応聞いてみる。 「……」 無言タイムがスタート… 「……」 「……」 はぁ… あたしから適当に何か話し掛けるか、と思った時大樹が口を開いた。 「別れたいの…?」 「え…」 あーやっぱ聞いてたのかぁ。