大樹は過労死だった。 あたしは人殺しだ。 罪悪感。 失望感。 『お前幸せになったら許さねぇ』 大樹の泣き顔。 あたしは罪を償わなくてはならないんだ。 わかったよ、大樹。 あたしはもう、幸せな恋なんて望まない。 ――それでも時は過ぎ、あたし達は高校生になった。