大好きだった

「2人共…なんか可笑しい」

美波がマコトくんの腕を引っ張り揺らした。


「舞花ちゃ…」


「何?」


啓太くんの呼び掛けに、返事をした私は、凄く怖かったと思う。


「いや…ちょっと落ち着いて聞いて」


「だから、何?」


「とりあえず中入ろ」


マコトくんも、私に気を使うように、優しく話しかけてきた。


「ここでいいから、何?」

2人を睨み付けた私から2人共目を反らした。


「もしかして…また女?」

私の言葉に2人とも 分かりやすく動揺してくれて


「ハハッ…やっぱりね、マコトくんが病院にいた時点で可笑しいと思った…で?何を隠してんの?」


無表情で、淡々と話す私の隣に、美波は心配そうに並んだ