大好きだった

「舞花…?俺の事好きか?」


翔ちゃんに聞かれる度に


「好きよ」


笑顔で答える私に


「軽いよなー」


と呆れる翔ちゃん


「でも…ホントに好きだもん」


口を尖らせる私に


「わかった」


優しく包んでくれる翔ちゃんが大好き


一緒にいない時でも


翔ちゃんが何をしてるか


電話をしてても相手が誰か気になる


今まで そんな事なかった。

どんなに年上と付き合っても


自分の生活を崩したりしなかったから


夜の仕事も続けてたし


友達とも遊んでた。


だって まだ15だもん


遊びも大事でしょ?


付き合った人は、みんな


呆れて「お前とは無理」だって言った。


たぶん私の愛情の無さが原因で…尽くす事が出来ない私に痺れを切らして


他に好きな人を作ってしまったみたい。


男は守りたいって思うみたいだけど


私は…自分は自分で守れる。