大好きだった

「馬鹿かお前は」


飽きたように、頭をポンと叩かれ顔を上げると


呆れたように笑う哲がいた。


「神田さんに電話しろよ」
「絶対、神田さんも電話待ってるって」

「俺は…お前と神田さんに一緒に居てほしい…啓大君には悪いけど」

自分の言いたい事だけ言って「そろそろ食べごろ」なんて言いながらハンバーグセットを食べだした哲


「照れんなよ」

私が哲を見て言うと


「やっと声を発したと思ったら…悪口かよ」


と言いながらモグモグと食べてた。


哲は照れると頭を異常なほど触るから、分かりやすい。