大好きだった

待合室の長椅子に折れた足を投げ出して座ってる哲


「哲…あんたは…かなりの近所迷惑だよ」


飽きれかえる私を余所に「終わった?」なんて言いながら松葉杖を手にとった


「まだ検査待ちだって」


「マジで~先に飯行かね?」


「うーん…ちょっと谷口さんに言ってくる」


谷口さんに戻りしだい声をかけると約束して哲とファミレスに入った。


私が頼んだグラタンがきて食べようとした時


「何で…」


話しかけた哲に目をやると

「何で…神田さんと別れた」


少し悔しそうに顔を歪めた哲が私を見てた


「何でって…何で?」

平然と答えグラタンを口に入れた私


「神田さん変わった…今じゃ誰も神田さんの側にいたくねぇって…神田さんも投げやりだし…」



「ふぅーん」