大好きだった

そのまま実家に帰った私は

久しぶりに自分の部屋で生活を始めた


両親からも兄からも無視されてた。


毎日、啓太くんからは連絡があった。


夜の店にも復帰して、毎日シフトを入れてもらった。

おかげで、淋しいとか、辛いとか思う時間が少なくて助かった。


翔ちゃんと別れてからも、櫂と幸から連絡があるけど

私と翔ちゃんが別れた事は知らないみたいで「いつ帰ってくる?」と聞いてくる。


翔ちゃんは、家に帰ってきたり来なかったりだけど、前のように、連絡がつかない事は無いらしい。


そして、一番驚いたのは、翔ちゃんは、大好きな親方のいる会社を辞めたらしい。

「あいつは、頑張ってたのにな…」お店にきた、親方が淋しそうに、お酒を飲んでた。


曖昧に笑う事しか出来なかった。