チョコレートな恋人


 (あぁ…なんで…)

その後私は彼を見ることなくダッシュで逃げ帰ったのだ

 「そんなに俺がいや?」

彼がフェンスから離れ、一歩一歩私に近づく

 「篠原さん…」

彼が私の髪に手を伸ばす

 「…ねぇ?答えて俺と付き合って」