「えっ?!…やだ…重いから、…」

私はあまりの早さに彼の首に腕を回してしがみつくしかなかった

 「…俺の部屋に行くから…」
 「ヘッ!?……部屋?」
 「俺のものにするから」

彼は平然と言ったけど、私は……