「……麻衣さん?」 「くぅ~…スー…」 「寝ちゃったね…」 「じゃぁ…俺帰りますね…」 「あっ郁くん、うちはいつもこんなんだから良かったらまた来てくださいね」 と晋吾さんが言った 「はい、もちろん」 彼も言った 「送るよ」 「いや、いい…もう遅いし…じゃぁまた明日」 「おやすみなさい…」