DEATH LIFE

 「はぁ……そうですね」

 気の抜けた返事をする俺。

 ハはまるで意に介さぬように俺に告げる。

 「とりあえず、最初はアユと一緒に動いてね。慣れたら一人で動いて貰う様になるから」

 「えー!?あいつとですか?」

 「何か不満でも?」

 ブルーの瞳が危ない光を含み俺を刺す。

 「い、いえ何も……」

 「そう、ならいいんだけど」

 再び満面の笑みのハ。

 俺はアユが恐がっていた理由を今更ながら身を持って知った。