DEATH LIFE

 「いや……だから違っ――てゆーか娘!?娘にマサルって名前付けちゃったの!?しかも俺と間違うってどんだけ男らしい娘だったの!?」

 「さあ、家に帰ろう。母さんも心配しておる」

 「無視か!?もういいや、面倒だからこのまま連れて行くか……」

 俺は老人の手を取り、フワリと上昇して行った。

 「木原 奏!無事任務を終え、ただ今帰還しました!」

 「ご苦労様。もう一人で大丈夫ね。今日はもう上がっていいわよ」

 俺はアユの姿を捜し、視界に捕らえられなかったのでハ大王に聞いた。