DEATH LIFE

 すぐに魂が出て来る。

 「ふー……任務完了!ってか」

 「ん?ここはどこじゃ?」

 意識を取り戻した老人は辺りを見回し、俺の姿を見つけるともの凄い勢いで接近して来た。

 「マサル!マサルじゃないか!帰って来てくれたんじゃな!?」

 俺の手を掴むと涙を流し老人はそう言った。

 「え?いや……違っ――」

 「この馬鹿娘!母さんがどれだけ心配してたか!あんなヤクザな男と結婚しおってからに……」