DEATH LIFE

 俺は自分の名推理を胸に、少しづつアユとの距離を詰めて行く。

 その間もすれ違う人達の視線はアユに送られている。

 一歩踏み込めばアユの顔が見える位置まで近づいた俺は、タイミングを計って前ヘ飛び出た。

 「アユ!」

 俺が見たアユの顔は真っ赤だった。

 それはもう――

 いつか見た夕日の様に。

 「何で真っ赤なわけ?」

 元々色白なせいで赤くなっているのが目立つ。