「うん。
上田くんの気持ちは嬉しかったよ。
あたしなんかを好きになってくれて…ありがとう。」
「こっちこそありがとう。
幸せになってくれよ?」
「ありがとう…」
柚は潤んだ目でニッコリ笑った
上田も笑って柚を残して歩き出した
そして亮平の隣を過ぎる前に上田はボソッと言った
「泣かしたら俺がもらうからな…?」
「あぁ。分かってる」
亮平の言葉に上田は少し笑って屋上を降りた
屋上に残った柚は亮平が居ると気付かずに屋上のフェンスの方へ行ってぼーっと空を見ていた
「おい…柚」
「………」
亮平…?
気のせいだよね…

