すると亮平がぱっと手を離した 「手、ごめん。」 「あぁ、別に全然。 おかげさまで間に合いました♪」 柚は離された手を名残惜しそうに見た 「油断してたら遅刻するぞ。」 「大丈夫だってー!」 「じゃあ俺先行くわ。」 そう言うと一人でスタスタと早足で歩き出してしまった 「えっ?じゃあ今のは撤回! だからほって行かないでよー!」 「……勝手にどーぞ……」 亮平は柚をちらっと見てそう言うと少しスピードを緩めた 柚はその言葉を聞いて笑顔で少し早足で亮平について行ったのだった