やり切れない日々に
反復は無い
饒舌な論客が嘲笑う

明日の嘆きも聞き入れず
昨日の怒りも棄てきれない


やるせない啓蒙に
報復は無い
無表情な兵隊が嘲笑う

未来の絶望も受け入れず
過去の失敗も省みない


打つ手の無い僕らが
するべき事は
知り得る術を持たぬ民が
恥ずべき事は


蕾のままで散りゆき
彷徨う光よ
真実をこの眼に示したまえ