己を欺き
何をもって真実か
己の胸に問うてみよ

己の名を刻め
その肌を斬り
己の名を血と共に刻め

嘘偽り無き
まっさらな世界で
己の名を叫べ

火傷するほどに熱く
汝の頬を伝う
一筋の涙は
偽りであろうか

その涙に
汝は嘘をつけるのだろうか

それは汝の心
それは汝の悲しみ
それは汝の真実

嘘偽り無き
まっさらな世界から
そっと零れ落ちる

一筋の熱い
真実