恋道-koimichi

彼女の存在がわかったせいか、よく目の前に表れるなぁと思った。


よく廊下で会うのに、全然名前とかも知らないので、翼と僕は彼女たちに話をかけて、名前を聞こうと思った。


「ちょっといいか?」
彼女たちは恐る恐る僕たちのほうへ来た。


「な、なんですか?」


「いきなりごめんな。俺、高田興貴。仲良くなりたいんだ。呼び捨てでいいから、よろしく」


そして、翼も
「俺は斉藤翼。友達になろ?俺も呼び捨てでね!」


最初は、急にこんなイケメンたちに声をかけられて、びっくりしてた彼女たちは、僕らが悪そうな人じゃないのってわかったのか、少しずつ緊張しなくなっていた。


そして、彼女たちも名前を教えてくれた。


最初に口を開いたのは、彼女だった。
「私は清水芽依(しみず めい)。急に声かけられたからびっくりしたけど、私も仲良くなりたいな?」


いつも一緒にいるもう一人の女の子も続いて言った。

「私もッ!あっそうだ!名前言うの忘れた。私、林利奈(はやし りな)。私たちも呼び捨てでOKだよ!(笑)友達になろうよ?(笑)」




名前ゲット↑↑。