恋道-koimichi

翌日朝―――


下駄箱で偶然翼と悠哉に会った。


「おはようございます」
一応丁寧な挨拶をする

「おはよう。そういえば、お前答え出たか?」

「あ、出たよ。後で教えるよ。」

「おーっ!出たか!気になる〜!な、悠哉?」

「俺もめっちゃ気になる!今教えてよ」

「今は…無理」

「なんで?今教えろ!」

「無理です。後ろにいるから…」
俺は小声で翼たちに言った
それを聞いた翼と悠哉は後ろにを振り向いた。
「あ!いる!!」

そこには、芽依と理奈がいた。

芽依は俺らの存在に気付き、挨拶してきた。
「翼、興貴、おはよう!!」

「おはよう」
俺と翼は声を合わせた

「おっ、興貴照れちゃったかな?」
翼がからかってきた…

「さぁね。後で教えたら照れてるかわかるから。」

「言ったな!絶対教えろよ!」

「はいはい。またな」
言い終わった頃、ちょうどチャイムが鳴り、俺たちそれぞれ自分の教室に入った。