莉輝のことしか
考えられないし












莉輝以外に
男はいらない












でも佳祐は
しつこかった












『それでもいい。
莉輝のこと
忘れられるまで
ずっと待ってる。












別れるまで
ずっと待ってた。
忘れさせる。』













私は何度も何度も
佳祐にそう言われて
佳祐を信じてみる
ことにした













莉輝はもちろん
一部始終を
見ていて
私と連絡を取るのを
拒むようになった












莉輝と連絡が
取れない日々













佳祐からは
毎日電話と
メールの山












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