は?
なに?
なんなの?











「どうして友達を
応援してくれないの?
なんでわざと
壊そうとするの?」











『ごめんもう来ない』











その言葉を最後に
私とさえの
縁は切れた











もちろん莉輝は
改めてやり直そうと
言ってくれて
私はYesと答えた












それから私達は
何事もなく
うまくいっていた











ただひとつ











さえのことを除いて











さえはもう来ないと
言いながら
私がいない時を
見計らって
頻繁に来ていた











さえが反対したのは
莉輝が好きだったから











いや、莉輝だけじゃなくて
さえは男好きだった











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