私の気持ちを
察してくれる翔太は
昔と変わらず
今でも魅力的だった
私が怖い話を
聞いた時
1人じゃ怖くて
眠れないと言うと
『今日は俺が
隣で寝てやる。
幽霊が出たら
俺が倒してやる!
だから安心して
ゆっくり寝ろよ」
そう言ってくれた
翔太に私はまた
ドキドキとして
嬉しくて笑顔に
なってしまうのだった
私達は何かあると
元カレだ元カノだと
理由にならない
理由をつけて
一緒にいるようになった
そんな私達を見て
哲平はたくさん
傷ついて
たくさん泣いていたのに
私はそれにすら
気づけなかった
.


![純白小悪魔 [仮]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.758/img/book/genre99.png)
