「何なんだっ!!
この事件数はっ
ナイトメアが復活!?
先祖が封印したはずだろっ」

朝からとある室内で男性の怒声が響いていた。隣の女性がそれをなだめた。

「ラマール殿下
落ち着きなさいまし」

「落ち着いて居られるものかっ
あれが人界に零れたら我らの世界との波長が合わなくなる」