その誰かは無言のまま、石碑まで向かった。 石碑の方からは無惨な叫びが何度も聞こえる。封印が手薄になってきたのだろう。 だが、解けることはない。 "永遠のレクイエム"をされたのだから。 その誰かはやっと石碑についた。よく見れば石碑には札が貼ってありそれ以外には何もない様に見えたがその誰かには見えた。