泡姫物語

自分の中の前向きな私が言う。

「大丈夫。まだその女性とは付き合ってないんだから奪い取る余地はあるよ」

そうすると自分の中の弱気な私が言う。

「でも、好きな人がいるってことは、ここまで仲良くなっても所詮お店の女の子でしかなかったってことでしょ?」

前向きな私は弱気な私に押されていた。

どうしよう。
さすがに勝ち目は無いかもしれない。

ひとつの方法を除いて。