泡姫物語

昔と変わらない修君の態度やしぐさが私を切なくさせる。
つい最近までは変わらない関係だと思っていたけど今はこんなに好きなのに。

好きな人のためにケーキ焼いたのだってすごく久しぶりだし、上京してからこの家に上がった男の子は修君が初めてなのに。

いくら私がこんなこと考えても言葉にしなきゃ伝わらないんだろうな。

修君にとって、妹のように大切に思える友達。
トモダチの枠からは抜け出せない。

抜け出したいなら一歩踏み出すしかないじゃん。
きっと友紀にはこう言うだろう。
だけど自分にそう言い聞かせるのはためらう。
矛盾してるけど、一歩踏み出すのは怖い。