政務について細かく勉強してるロットとユリアは、普段に比べ真面目に取り組んでいる
それは、その必要性を知っているからだ
そんな二人を離れた所から彼らの騎士は見守っていた
「………なぁ、リア。水流の天使チャンに会ったんだよな」
「……ええ」
レイドはリアにしか聞こえないような声で話しかけてきた
質問にリアも小声でかえす
「……それが?」
「……いや、なんか変じゃね?」
眼で問い返すと、レイドはこめかみをかきながら言う
「………騎士の方がさ、隙だらけじゃなかったか?」
そう言われ、リアは考えた
確かに、礼儀作法は完璧だ
しかしそれは形だけで、剣を扱う者には見えなかった


