「……なぜ!?」
喚く女をリアは冷たく一瞥する
「こんな穴だらけな作戦に引っ掛かるわけないじゃない」
「……!!」
計画はすぐに察しがついていた
メイドを使って飲み物に毒を混ぜてロットに運んでいたのだ
「毒を少しずつ増やしていたのね」
リアはすぐに解毒剤をロットに飲ませていた
しかし、毒の量をかなり増やしていたようだ
その副作用がロットに出てしまった
「失態だわ……」
底冷えのする冷たい声音
隙ひとつない美しい構えを見た男達は逃げたそうとした
しかし、彼らが見た少女は一瞬のこと
ロットも目を丸くするしかなかった


