六花の騎士




蒼天の離宮に着いたメノリは、そこにいた年老いた神官の話しを聞いていた



「そして今に至る訳でございます」


「……………」



メノリはドーム型の離宮の中、中心に丸い水鏡がありその近くのクッションに座っている


水鏡は透きとおり光を反射していた
それを見つめながらメノリは目を伏せる



「自然の力は強大です。天変地異が襲えば、人の力など歯が立ちません」



続きをメノリの向かいに水鏡を挟んで座るロットが言った



「俺達王族はそれぞれ力を持っている。その力で……簡単にいえば、雨の降らない所に雨を降らしたりとか、気候を操って住みやすくしちゃおうぜ!みたいな感じだな」



神官はあまりの軽い言い方にため息をついた
だか慣れているのか、すぐに言葉をつぐ