六花の騎士




「ロット様あまりメノリ様に冷たい物言いをなさらないで下さい」



前を行くメノリ達に聞こえないようにリアは、ロットに言った
両手を頭の後ろに組んで、テレテレとロットは歩いている


「だってさー……」


スッと真剣な表情をする


「義務でなにが悪い?儀式は遊びじゃない、リアもさっき聞いてただろ」



先ほど現れる前からリアはメノリ達の会話は聞いていた



「……メノリ様は、何もばかにしたわけではないのでは?まだ儀式がどういうものか解ってないだけでしょう」

「それが問題だ」



ロットは先方をとぼとぼと歩くメノリをみた
さっき自分の言った言葉が聞いているのだろう
セイルはメノリの様子が気になるのだろう、おろおろと様子を伺っている



「かわって欲しくても俺達のかわりはいないんだから………俺達がやらなくて誰かやんだよ」



リアは君主の横顔を見上げる
ブロンド髪が風に揺れて、頬をくすぐった