六花の騎士




リアは軽く一礼して言った


「お二人とも、そろそろ儀式の時間です」


「はーいはい、わかりましたよ」


ロットはそう言って木から飛び降りる


「えっ!」


声を上げたのはメノリだった
重力に従えば、すぐに落ちてくるはずのロットは、ふわりと空中に浮いていた


そのままロットは、ストンと地に降りる



「……風ですか?」



ティアがリアに問うとリアは、コクりと頷いた
ロットは風属性の能力を持った王族なのだ



「でっでは、参りましょうか……」



セイルに促され全員、蒼天の離宮へ向かった