ティアの頭に流れくる映像は変わる
アルセリアはベッドに横になり瞳を閉じていた
風邪………というにはアルセリアの顔色は少々青白い
アルメリアは心配そうに濡れた手拭いを額に乗せた
アルセリアの顔色は優れないのに、額は燃えるように熱かった
「セリア……大丈夫よ、大丈夫……今度はかくれんぼしよう。おい駆けっこだってまたできるわ……」
どこか自分に言い聞かせるようにアルメリアは苦く微笑む
ソレを見てアルセリアは瞳を開き優しく微笑む
「エヘヘ……メリーそんな事言っていいの?後でいっぱいつきあわせるからね」
そっと上掛けの間から白く細い手を出して甘えるようにアルメリアに伸ばした
「もう……」
苦笑してその頼りない、しかし何より愛しいアルセリアの手を握った
大丈夫……また
2人で遊べる
アルメリアはいつの間にか眠ってしまったアルセリアを撫でた
ふと、水を替えてもらおうと水桶を持って部屋をでる
もう少しすればお医者様も往診に来てくれるはずだ
アルメリアは外に繋がる扉に手を掛けようとして思わず手を止めた
「………アルセリア様は」
ドキリとした
セリアの名前が出たことと、その声があまりに重く響いたからだ
しかし、次に聞こえた言葉にアルメリアは凍り付く


