「貴方は罪人よ…」 ティアは目を痛いほど見開く だが、その断罪の声は止まらない 「貴方は殺し過ぎたのよ。だから罪に塗(まみ)れた貴方は償わなくちゃね……」 そっと、白い指先で女神はティアの涙を拭った その指先はヒヤリとするほど冷たかった けれど そのあと、ティアの罪をあらわにし縛る言葉を聞きながら涙が止まらなかった 自身の罪の重さに そして、やっと出会えた 『少女』との邂逅に 懐かしいあの人と同じ深紅の髪 あの人の…………兄さまの最後の願い