だが、そう簡単に思い通りにされるつもりはない
「なら……来いよ」
レイドはユリアにランプを預け、剣を抜く
笑うレイド
しかし、それとは裏腹に凄味のある威圧感が狭い地下に充満する
ユリアは心配した
レイドのではない
(早くメノリのとこに行きたいのに……こんなに人数がいたらさすがに時間がかかる……)
剣を構えたレイドと対峙した狂信部隊のもの達は、獰猛な獣に睨まれたように一瞬怯んだ
ユリアは知っている
これまで出会った誰よりもレイドは強い事を
だから、いくら人数が居ようとこんな狭い地下室ではレイドの相手にはならない
「死にたくない奴は退いてな」
レイドはニッと口の端を上げて男たちに飛びかかった


