ほら…………目を閉じれば、またあの子の声が聞こえてくる
アルメリアは温室のベッドに横たわる影に寄り添うように寝転がっていた
照明を落とした、濃密な闇に飲み込まれたかのようなその場所でアルメリアは不意に目を開いた
琥珀の瞳は何物も寄せ付けない光が宿っている
「ねぇ………まだ?」
どこか、幼い子供のわがままのように呟く
「まだたりない……?」
両腕を抱き抱える用にしてアルメリアはベッドに沈む
「ならもっと……?そうね、もっともっと……」
クスクスと歌うように告げる
「あの子を殺さなきゃ」
あどけない程に簡単に呟く
しかし、アルメリアの笑顔には凄惨な闇がこびりついていた


