「話しがあって来たの」
黄昏の瞳はアルフレッドに真っ直ぐ向けられる
「話しとはなんだい?」
「……あたしも……アルメリア様の事について協力したい」
それを聞いてレイドは苦く呟く
「自分が何を言ってるかわかっているのか?」
「わかってる。もう……怖がっていられない」
皆がじっと見つめる中、ユリアははっきりと言った
「あの事で!みんながあたしを気遣ってくれてるのはわかってる。でもあたしは……アルメリアを……止めたい」
絞り出す様に発っせられた言葉
レイドは優しくユリアを抱き寄せる
頭を撫でながら背中を叩いた
「わかった……いいよな、アルフレッド?」
「いいよ……ちゃんと覚悟してきたみたいだし」
まだ早いと思ったが、ユリアは利口だ
それに、あの強い眼差しが出来たならもう大丈夫だろう
隣に座っていたミラがうなずく
ミラ・キューレル
気が揺るんているのだろうか?
深い緑の瞳がちゃんと自分に向けられることはほとんどない
意識的にそらし続ける視線を今だけアルフレッドに向けている
ユリアのことで反射的にアルフレッドを見ただけかもしれなかったが……それでも
あの頃を思い出してしまう


